院

052-363-8154
受付時間:9:00〜12:00 13:00~18:00
土曜は 16:30まで / 休日:(祝・祭日)

はざま治療院の理念

理論と根拠に基づく治療・訓練

開院当初より評価と分析を2本の柱として大切にしてきました。
この二つは治療師が必ず身につけなくてはならない技術だと考えています。
患者を取り巻く家族、医師や介護従事者の方々と連携する為に、患者が今どのような状態にあるのか?その原因と解決法は?今後どうなっていくのか?患者の体の仕組みがわかるからこそ医学的観点から、どのような介護が必要なのか、どう動かしたら良いのか助言する事ができます。
鍼灸・マッサージ師は医療と介護の橋渡しを担える資格なのです。

しかし、国家資格を取得した人がすぐに現場に出て効果のある治療を行うことができるでしょうか。
学校での知識は資格試験に向けた学問が中心であり、学生時代に学んだ学問だけで治療を行うことは困難です。
それだけでは後遺症を持つ患者さんの治療を行うにあたっては、患者に怪我をさせるなど、リスクが高くマイナスしかありません。
机上の知識のほかに、治療経験の数を増やすことであなたの治療を後押ししてくれます。
さらにたくさんの症例を診ることで治療家としての実力がついて、あなたの自信に繋がります。

求人(リクルート)

はざま治療院は患者様にも!働く私達にも!!いつまでもこの仕事が好でいられる治療院を目指します。
仕事を通して患者様から頼られる喜びを実感する『やりがい』を目指せば、これからの世の中が求める医療と福祉のニーズに答える力が備わり、仕事の『将来性』になり相談にもつながります。その関わりが増せば、仕事面も生活面も両立できる『安定性』を考えた人生を送ることができます。

◆患者様複数担当制の導入

新人には3か月の研修期間を設けています。
その間、職員の治療見学・治療技術の習得、勉強会を経て引継ぎを行っていきます。
日々の業務では毎週2回全職員で会議を行い、症例検討やマッサージや機能訓練の実践を行います。
研修が終わればいよいよ一人で訪問です。
しかし、本当に治療効果を出せるだろうか?満足してもらえるだろうか??自分の治療の診立ては正しいか?と不安になる事があるでしょう。 そんな時は研修中に学んだ事を振り返ってみましょう。
それでも解決しない問題は院内会議で話し合い、その不安を払拭できるよう治療院全体であなたをサポートします。

複数の職員で患者を共有することにはメリットもデメリットもあります。
治療方針について意見がぶつかることもありますが、それは悪い事ではありません。
自分とは違う見解に触れる事で、新しい発見につながる事があります。
治療師としての経験が長くなればなる程、自分の考えに固執しやすくなるため、ベテランの職員が新人職員との意見交換の中で気付かされる事もあり、職歴が長い職員にとっても良い経験となります。
ですが、複数の職員で一人の患者を診るということは、職員の技術差が目立つことになります。
患者が治療師同士を比べて、より自分にあった治療師を選ぶというのはよくあることです。
治療技術や対応面で高い水準の職員に合わせる努力をしていかなければなりません。


◆鍼灸・マッサージの資格を生かした仕事内容

この仕事に従事していて、鍼灸・マッサージだけで効果を出そうとする治療師が多いと感じる事があります。

我々鍼灸師・マッサージ師は東洋医学という素晴らしい医学を学び取得しました。
東洋医学は自分の身体を自分で治す力(治癒力)を高める医学ですが、訪問業界における患者は脳梗塞や、骨折等で後遺症に苦しむ方が大半です。
その方々の悩みは痛み・痺れの他に、麻痺した腕・足の動きを良くしてほしい、拘縮を改善したいなど身体機能に関する事がほとんどであり、それらに追随する形で不定愁訴が出現します。
こういった身体異常は鍼灸とマッサージのみで患者が満足する効果を出すことはできるでしょうか?

残念ながら鍼灸マッサージによる身体機能の回復は限界があります。
拘縮などの異常のほとんどが、運動量の低下による筋力低下からくるものばかりだからです。鍼灸マッサージ師は機能訓練・変形徒手矯正という運動法を施術に取り入れることができます。はざま治療院では鍼灸・マッサージと運動法を組み合わせる事でより効果を発揮すると考え、施術に取り入れてきました。

介護保険下では、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)がリハビリを担っていますが、リハビリは厳しい・痛いというイメージが強く、リハビリが必要な状態なのに導入に難色を示す方がいらっしゃいます。
そんな時、鍼灸・マッサージは『痛くない・気持ちが良い』というイメージがある為、患者側の受け入れが容易である事が多いです。



また、鍼灸は鍼灸師だけが行える施術です。直接皮膚や筋肉を緩める事ができる為、拘縮がある場合にかなりの強みであると言えます。 介護現場において、鍼灸マッサージは不安を抱いている患者に寄り添い、痛みを除去しながら治療ができる資格です。

◆超高齢化社会を見据えた地域おこし・人脈づくり

令和に入り政府はさらに在宅医療や介護を拡充に力を注いでいます。
これは『地域包括ケアシステム』と呼ばれ、住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるよう地域内で助け合う体制の事を言います。
はざま治療院は、「介護保険」の開始や「地域包括ケアシステム」という言葉ができる以前から、「生涯を住み慣れた場所で暮らす為に」という事に着目し活動してきました。

介護保険や訪問マッサージを受ける患者のほとんどが障害を持っており、生活動作に介助を必要としています。
私たちには患者がどうしてほしいのか、どうなっていきたいのかの要望に沿うだけでなく、生活動作内で予測される危険を察知し、ケガや事故を未然に防ぐ事が求められます。
これには、他事業所との情報交換が非常に重要になってきます。
医療と介護は同じ現場で動いていても関わることは少なく、基本的には別物として動いています。はざま治療院は在宅に関わるうえで医療と介護の枠組みを超えて協力していくことは、患者にとって大きいメリットになると考えてきました。
また、この枠組みを超えた情報交換は、私たち治療師にとっても有益です。関わる業種は専門的で、患者の病気や身体状況はもちろんの事、介護道具や装具などの知識が必要になることから自分を高めるきっかけになります。
また、ここで他事業者と信頼関係を築くことができれば新しい仕事につなげていくことも可能です。

私たち施術者は週1回~週3回程度患者宅を訪問します。
頻繁に患者様と接する私たちはより多くの情報を知ることができます。自分たちの本分である施術だけでなく、他事業所との関わりを考えて患者と接する事は、まさに地域包括ケアシステムの一員になっていると言えるでしょう。

 

◆地域に頼られる治療院を作りませんか

お陰様で当院も22年目を迎えます。
その間に職員12名が独立開業し、現在もそれぞれの地域で活躍しています。
彼らははざま治療院で過ごした数年間で学んだ事を今も大切にし、その地域から愛されているようです。

先にも述べました通り、これからの時代は医療・福祉の連携こそが訪問鍼灸・マッサージ師が生き残る道だと考えています。
良い治療をしていれば患者がやってくる時代は終わりました。広い知識を持ち外部と関り、自分たちをアピールしていかなくてはなりません。
その時に自信をもって自らをアピールする事ができるような治療師を私たちと共に目指しましょう。



最後に‥‥

もし自分の家族や大切な人が病気やケガによって寝たきりになったら、あなたは治療する事ができますか?

はざま治療院ではその知識を実践として学ぶ事ができます。
あなたが資格をとる為に協力してくれた人たちに、ありがとうの気持ちを治療として返していけたら素敵だと思いませんか?

誰しも、脳梗塞やパーキンソン病など後遺症を伴う病気を発症する可能性があります。
たくさんの患者様の治療を通して知識や技術を磨き、家族や大切な人のもしもの有事に対応できる治療師を目指して一緒に頑張りましょう。



はち丸ネットワーク参加治療院

施設番号5000300073


受付

はざま治療院

名古屋市中川区八剱町3-99-4

午前診療 9:00〜12:00
午後診療 13:00〜18:00
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ー お休み(祝・祭日)